by @xxilvii
コーヒーの主な作用はカフェインによるものです。「コーヒーは健康に良い影響をおよぼす」「利尿作用で脱水症状を起こす」「夜飲むの寝れなくなる」「筋トレ前にはカフェイン摂取がいい」「深煎りのコーヒーはカフェインが多い」...など様々なことが言われています。
今回はカフェインに対する様々な情報から、一般的な疑問にお答えする形でコーヒーの作用についてご紹介していきます。
Q&A
Q1.脱水作用があるのは本当か
利尿作用が出ることがありますが、コーヒーの約98%は水なので脱水作用はありません。水分が失われても、摂取したコーヒーの水分で実質的に相殺されます。利尿だけでなく便通を促す作用もあったりします。
便秘にも!
Q2.依存性はどのくらいあるのか
コーヒーは依存性薬物には分類されていませんが、何でも適量が大事です。飲み過ぎには注意しましょう。
イライラする禁断症状、頭痛、一時的な疲労感が出ても、徐々に摂取量を減らせば3-5日の短期間で症状を軽減できます。
依存性は低いとはいえど、飲み過ぎは気をつけたい
Q3.コーヒーは健康にいいのか
カフェインなどの抗酸化物質は、さまざまな健康問題にプラスに働くことがわかっています。
胃酸の分泌を促して消化を助けてくれたりします。
また、特定の疾患の予防効果があると言われています。パーキンソン病、認知症、糖尿病、ガンの予防効果があるという研究結果が報告されています。
予防効果すごい。
Q4.コーヒーで集中力が上がるのか
集中力と記憶力をコントロールしている脳の活動が一時的に活発になります。カフェイン摂取後、5分後に脳に到達し、効果が半減するのは3-5時間後です。
Q5.眠気が収まる仕組みは
眠気はアデノシンが受容体ひ結合することで生じますが、カフェインは結合を阻害します。その阻害がさらにアドレナリン分泌を促進し、注意力が高まります。
寝つきが悪くなったり、不眠症を引き起こすことも。カフェインの過度な摂取は動悸を起こすこともあるこで、1日400mg以上の過剰摂取は避けましょう。
Q6.カフェインが運動に与える影響は
適度に摂取すると、有酸素運動時こ持久力や無酸素運動時の運動能力が向上することがわかっています。カフェインは脂肪をエネルギーとして使いやすくする効果があるためです。
気管の拡張、呼吸量の増加、血流糖度の増加、筋肉への糖の供給などが影響しています。2004年まではカフェインは世界アンチドーピング規程の禁止薬物に挙げられていたほど...。
店長も筋トレが好きで、運動前にはコーヒーを飲むようにしてます。特に有酸素運動する時とかは脂肪燃やしたい...。
Q7.深煎りコーヒーの方が浅煎りよりカフェイン多いのか
焙煎度が深くなるにつれカフェインの量は少なくなります。
私も初めは逆だと思ってました。
Q8.フィルターコーヒーよりもエスプレッソの方がカフェインが多いですか?
逆です。エスプレッソの方がカフェインは少ないです。エスプレッソ1杯に含まれるカフェイン量は50-75mg、フィルターコーヒー1杯は75-200mgです。
エスプレッソは濃いのでカフェイン多そうですよね...。ドリップコーヒーをアメリカーノに変えるだけで少しカフェイン減らせたりします。
Q9.カフェインの効果がなくなったのはなぜ
毎日同じ時間に飲むと、カフェインの作用に鈍感になることがあります。体がカフェインに慣れてしまうことで起きます。飲む時間や量を時々変えてみるといいです。
カフェイン中毒にはお気をつけてください。もしかしたら飲みすぎて慣れちゃってるのかもしれません。
まとめ
今回はコーヒーは健康に悪いのか?ということを主成分であるカフェインの作用を中心に紹介しました。健康によかったり、運動能力や記憶力を一時的に高める作用があるので、上手く付き合いたいところ。何事も適量。コーヒーの飲み過ぎには注意しましょう。カフェインレスコーヒーやエスプレッソを使ったコーヒーを選ぶのも1つの手です。