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ネパールの国民食ダルバートは国内どこでも食べられる ザ・ネパール のメニューだが、街中に溢れすぎていて美味いダルバートにありつける確率はそんなに高くはない。
単刀直入に僕は、ニルギリに行け、そう断言する。「ダルバートが食べたいんですけど」「美味しいダルバートの...」なんかの質問が来たら、食い気味にニルギリ!と答えるようにしている。
ニルギリがオススメな理由
ニルギリだと答える理由をこれから述べるが、別に理由なんてどうでもいい。僕はとにかく行って味わって欲しいと思う。が、まあブログということで、くどくどしく理由も列挙したいと思う。
理由1 ダルスープがうまい
ダルスープは大きく分けて2種類ある。サッパリさらさら系と濃いドロドロ系。ニルギリは後者。黒い豆でできたスープは、粘度が高くご飯やディロ(蕎麦がき)にまとわりつく。深いコクもあり、カトマンズではトップレベルの美味さ。
理由2 ディロという選択肢
ディロとは簡単に言えば、蕎麦がき。ご飯の代わりにディロに変えることもできる。僕はご飯よりもディロが、ニルギリのどろどろダルスープと相性が良いと思っている。
理由3 バターたっぷりかけてくれる
ギウと呼ばれるバターを無料で無制限にかけてくれるのだが、ダルスープとの相性がすこぶる良いのだ。少しパサついた米やディロを1段階極上のものにグレードアップしてくれる。
理由4 付け合わせが多い
ダルバートと言えば、ご飯とダルスープがメインで、おかずや野菜、漬物などが一緒についてくる日本でいう定食のこと。店舗ごとに、付け合わせの量はもちろん異なる。ニルギリは付け合わせがかなり豊富。これは珍しい事ではないが、後述する値段と照らし合わせると、かなり満足のいく品数。ザックリ列挙すると、タルカリ(野菜炒め)2種、生野菜、アチャール(野菜ペースト)2種、乾燥野菜、そしてヨーグルト。
理由5 安い
豪華なダルバートはどこにでもあるし、探すのは容易。タメルに行けばいくらでもある。ただ、値段設定が高い、というよりオーバープライス。それと比較すると、ニルギリは500円程度でしっかり満足させてくれる。
最後に
ニルギリの唯一のウィークポイントはタメルから遠いというところ。まあ、裏を返せば、ゴチャゴチャしていない所でリラックスして食事ができる、ともいえる。場所は、バトバテーニ・スーパーマーケットの近くなので、お土産などの買い物のついでに寄るというのが手だ。落ち着いての大事なミーティングに使うというのもいいのでは。