アイロンをモチーフにしたカフェ
本格的なお寿司が食べられる日本料理店【こてつ】の入っているアンバサダーホテル内にある開放的なカフェではゆっくり珈琲やデザート、料理が楽しめます。
カフェの名前は【FLAT IRON】といって、アイロンをモチーフとしたお店です。
店内には古めかしいアイロンたちがディスプレイされています。
○○年代アイロン展覧会
赤い取っ手が特徴的で、UFOのような半円の窓が付いているボディ。
一体何年前のものなのか、どの地域で使われていたものなのか?
少しきになるところです。
60年代アメリカって感じでしょうかね?
勝手なイメージです。
少しマジンガーZのような、子供心をくすぐるようなデザイン。
メタリックなブルーが魅力的ですよね。
シンプルな作りのボディも、シワを伸ばすためだけの機能を搭載しただけのようにも感じますね。
明らかに3つの中では古い年代のものだな。
あるいは使い込まれたものなんだろうなという感じですね。
ボディの凸凹感や鉄の色合いは茶道の茶釜をイメージさせますね。
ボディの中間あたりに空間があります。
今のように水を入れてスチーム機能があったのでしょうか?
古いものを見ると、昔の人の暮らしに思いを巡らす時間を与えられます。
3つしかないアイロンを見ているだけでも、脳みその中で少ないながらいろんな思いが浮かんでは消えていくわけです。
カフェでこんな時間を過ごすとは思っていなかったので、昔のアイロンを店内にディスプレイするという考え方は、個人的に好きですね。
くり抜きパンにあったかいスープを
こんな食べ方って、欧米を全肯定しがちな日本人にはある種の憧れがあるわけですね。
くりぬいたパンをスープにディップして食べる、それだけで様になってしまうわけですね。
まあ、そんなミーハーな認識をも楽しみながら食べるのが自分の生き方なので、早速注文。
スープの値段に100ルピープラスするとくり抜きパンが可能です。
ブロッコリのスープ+くり抜きパン
ネパールでのブロッコリ人気は異常
ネパールはブロッコリを主食に食べてしまうほど人気の野菜です。
八百屋さんにいっても、ブロッコリは主力商品なので前衛攻撃のように、アグレッシブにディスプレイされています。
そんなブロッコリのスープに期待したわけです。
スープは野生味溢れる豪快さ
スープはブロッコリがそのまま入っているイメージで、ブロッコリの粒が残っていて野生な感じがしました。
個人的には滑らかで上品なスープが好みなので、あまり好きではないなという感じでした。
くり抜かれたパンの質が......
くりぬいたパンにスープを入れればなんでも美味しくなると思ってしまっていた、さっきまでの自分に言いたい。
「ネパールのパン、そもそも好きかい?」
そうだ、ネパールのパンってなんだかパサパサしててあんまり好きじゃない。
もちろん美味しいパンもあるにはあるけど、選ばなきゃね。
パンがパサパサだったんです。
あのくりぬいたパンにスープを入れたら、全てが美味しくなるという幻想。
もちろんあれは、美味しいスープと、美味しいパンが織りなす技であって、どっちが欠けてもその演出は成り立たない。
恥ずかしながら、そんな基本も忘れてしまっていた。
ネパールでの生活。
反省でした。
今日のMAMUポイントは...
65ポイント!!
この料理は、スープとパンのコラボがあまり噛み合っていなかったかなー、という印象。
個人的には滑らかなブロッコリスープの方が好みなんです。
他のメインメニューも挑戦してみたいですね。
カフェとしてはちょうど良い雑踏感があって、作業に集中できる良い作業スポットではあります。
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