チョコレートモモってなんだ
「チョコレートモモなるものがある」という噂だけ聞いて、
気にはなりつつ店を何度か通り過ぎました。
夕方に女子高生が出入りするのをよく見かけました。
モモといえばネパールの国民食で、
1にも2にも3にもモモを愛しています。
ネパール式ギョウザなわけですが、
もちろん皮の中身は、
バッファローだったりチキン、ポークなど種類は変われど「肉」。
チョコレートモモというくらいなんだから、
モモの中身は「チョコレート」なはず。
デザートモモ
チョコレートモモというのは、
デザートモモという分野に入るらしいです。
普通は塩辛い料理に、スイーツ要素を加えたもの。
パイナップルやりんご、みかんなどのフルーツ系や、
チョコレートソースやキャラメルソースなどのソース系、
またはアイスクリーム等を乗せた
デザートピザのような存在なんでしょうか?
原宿などでありそうな発想です。
やっぱりターゲットは女子高生?
店内入ると、ほんわかした雰囲気。
ピンクなどのパステルカラーの椅子やテーブル、
カラフルなクッションに飾られた絵など、
どこかのスイーツのお店にきたような感覚になります。
「チョコレートモモがあるって聞いてきたんだけど」
「チョコモモがあるって聞いてきたんだけど」
「いらっしゃいませ。ありますよー」
彼らはモモらしきものを手元でコネコネと作りながらこちらを見ている。
「それがチョコモモ?じゃないよね?」
「ハハハ、これはチョコモモじゃないよ、これだよ」
2人のうち一人が手を止めて、
背後にあった冷蔵庫の扉を開けて、
チョコモモを僕に見せてくれた。
バラ?でかくない?
冷蔵庫から出てきた銀のバットには
小さなみかん程の大きさのモモが並べられていました。
バラの花びらが表現されていて、
明らかに異様な雰囲気を纏っています。
下半分はチョコで満たされている?
花びらの根元の方は、皮から透けた黒い物体、
そうチョコレートが見える。
ただの爆弾にしか見えない。
1つ70ルピー
「1つ70ルピーだけど、何個にしますか?」
「おー、何個って笑 結構でかいし、味もわかんないし1個ください」
「1個だけ?大丈夫?」
「大丈夫、ご飯食べてきたから」
1個単位でチョコ爆弾は取引されています。
製法は一般のモモと一緒のスチーム
チョコモモだからと言って、何か特別な製法があるわけではないようです。
普通のモモと一緒で、銀色のスチーマーに入れて蒸していきます。
いよいよチョコモモ登場
5分くらいすると
チョコモモが蒸しあがって出てきました。
予想以上にチョコチョコしてる
バラの花びらのようにしなやかな皮の上に、
大量の追いチョコです。
追っかけチョコです。
ふんだんに、チョコレートソースがかかっております。
皮の中身はチョコレートあん
テーブルの上のフォークでチョコレート爆弾を攻撃。
卓上のフォークだけでは歯が立ちません。
もはやナイフが必要なぐらいの勢いです。
フォークをさして、「ぱくっ」といけるような大きさではありませんよ。
かなりでかいんです。
フォークで格闘しながら中身を確認することに成功。
中身は、硬めのチョコレートのあん。
上にかかっているソースとは違って
中から溢れ出るようなことはなく、
皮の中にひっそりと、そしてどっしりと構えています。
意外と成立してる
ぎょうざの皮を想像していましたが、
チョコレートとコラボすることで「皮」というよりは、
「クレープ」のような食感に近い感じがしました。
何層にもなる花びらの食感と、
滴るチョコレートソースとチョコレートあんのコンボがあいまって、
一つの世界観を作り上げています。
「うまいか?」と聞かれれば、正常な評価ができない、というのが本音です。
とにかく甘いんです。
1個食べたら、苦いお茶や辛いもの、しょっぱいものが食べたくなります。
友達とおしゃべりしながらお茶をするには、
チョコモモもいいかもしれないですね。
女性の方はぜひトライして見てはいかがでしょうか。
ぜひコメントください。
もう一つのデザートモモ
『クワモモ』なるものがあります。
ミルクが入っているとのこと。
次回の課題ですね。
チョコモモの値段のところの単位が『ピース』なのに、
クワモモの単位が『ボウル』となっているところが、
謎のモモのヒントですかね。
すごいのが出てくる予感がしますね。
どうしますか、ボウルに入った大量のモモが出てきたら?
今日のMAMUポイントは
85ポイント
ネパールの若い女性に大人気のスイーツモモ。チョコレートモモは新たな感覚のモモです。モモを愛するがゆえに生まれてきた次世代食品ですね。チョコレートオンザチョコレートなので激甘です。モモっていう名前じゃない方がいい気はしますが…。
アクセス
タメルから歩いて10分程のアンバサダーホテルの横にあります。
アンバサダーホテルはお寿司や【こてつ】が入っているホテルで、
ラジンパット地区の入り口の大きなホテルなので、わかりやすいかなと思います。