パニーニってなんでしたっけ?
パニーニというのはイタリア版のサンドイッチのことです。
薄めのパンに具材を挟んで焼いたものを大きくパニーノと呼び、
その複数形をパニーニと呼びます。
トマトやレタス、モッツァレラチーズやハムなど
様々な具材をショーケースに陳列し、
具材をカスタマイズできる店が多いです。
基本的に、ハンバーガーと違って
ケチャップやマヨネーズなどのソースは使わずに
オリーブオイルを使います。
日本では、イタリアで食べられてそうなトマトやチーズなどの具材を、
白いパンで挟み焼いたものをパニーニと呼んでいます。
ドトールコーヒーの朝食メニューでお馴染みですが、
スタバのミラノサンドもいってしまえばパニーニです。
パニーニはとってもお気軽に、モーニングやランチに
何と言っても食べやすいところが、パニーニの特徴です。
焼いて熱を加えることで、具材のモッツァレラチーズがとろけて、
パンと具材全体を一体化してくれます。
サンドイッチ、ハンバーガー、サンド系のあるあるで
- 「食べているうちに具がはみ出てくる」
- 「綺麗に食べるのが難しい」
- 「手が汚れる」
というような問題はパニーニにはありません。
野菜も入っており栄養満点なので、忙しい朝や、ランチにオススメです。
タメルにもパニーニ屋さんがあります
少しわかりにくいですが、
欧米通りの逆サイドの小道にある【Garet(ガレット)】。
薄暗くてあんまり旅行者も入っていかない道なんですが、
勇気を出して入っていってみてください。
パニーニはベースに追加カスタマイズしていく
パニーニのベースは以下の5つ。
基本のベースだけでもしっかり成り立ちます。
- パン
- モッツァレラチーズ
- トマト
- オニオン
- オリーブオイル
ベースに好きな具材をカスタマイズしていきます。
ショーケースの中にはチキンやハム、マッシュルームなど
様々なカスタマイズの具がディスプレイされています。
フランス産ハム(150ルピー)を選択
フランス産の2歳豚の豚肉をチョイスしてみました。
「Jambon」ってなんやねん、と思いましたが
調べてみるとただのフランス語で「ハム」という意味でした。
150ルピーはちょっと高いなーと思いましたが、
イイ脂感を演出してくれてよかったですね。
ネパールでは、ただの贅沢ですね。
早速パニーニの製造過程を追っていきます
柔らかめの白い薄いパンを2つにカット
これだけみると、「このパン美味しそうじゃないなー」
というのが正直な印象。
どのように変身するのか見ものです。
モッツァレラチーズを追加
スタッフのお姉さんが
大きな塊のモッツァレラチーズを
ナイフでサクサクカットして、
どんどん乗せていきます。
所狭しとチーズをふんだんに乗せていきます。
溶けたときのことを考えると......モッーツァレーーラ
フレッシュなスライストマトを3切れ
完熟のフレッシュなトマトのスライスを乗せます。
大ぶりのサイズのトマトはパンからはみ出て、華やかです。
ハム、塩コショウ、オリーブオイル追加
フランスから取り寄せた豚のハムを乗せ、
塩コショウをパパッとふり、
イタリア料理には欠かせないオリーブオイルを垂らしていきます。
スライスオニオン追加
スライスした紫のオニオンを乗せていきます。
ネパールでは日本のような玉ねぎはではなくて、
皮の紫色のオニオンが主流です。
色味も加わりイイですね。
熱々のサンドイッチメーカーでプレス
十分に熱されたサンドイッチメーカーにパニーニを乗せて、
上からプレスしていきます。
30秒おきぐらいに、パニーニの位置をよく見て
ぎゅうぎゅうとプレスを繰り返します。
どんどんパニールがプレスされて、小さく小さくなっていきます。
出来上がり
おいしそうな焼き目がついて、
サイズは1/3くらいになり小さく薄くなりました。
モッツァレラチーズがとろりと溶けて、
全ての具をがっちりくっつけています。
ガンガンはみ出していたトマトも
溶けたチーズが捕まえていて
これ以上外には出ません。
可愛らしくハート型にしてくれます
女の子スタッフからのハート型パニーニをかわすように受け取り、パニーニをいただきます。「本当に熱いから気をつけて」と声をかけるスタッフを尻目に、ガブリ。
オシャンティなハーモニー
「なんだ、これ、なんなんだ、これ、うんめえぞ。」
あの冴えない色白陰キャラのふにゃふにゃパンが、
日焼けしてイケイケ兄ちゃんに変貌を遂げ、
カリカリの食感を演出しています。
オリーブオイルとベーコンの脂感、
トマトのみずみずしいジューシーさ、
まとめ役チーズの安定感のある仕事、
全てが揃って最高のパニーニを形作っていました。
パニーニってこんなにうまいたべもんなんだな、と実感しました。
イタリア人って朝からパニーニたべてるんだなと思うと、
なんてオシャンティな国だなと思いましたね。
店内のショーケースにはハムやチーズ
フランス産の2歳豚のハムや
イラムから取り寄せたヤクのチーズなどが、
別売りされていました。
本格的なチーズやハムがここで手に入りますね。


テイクアウトも可能
店内はこじんまりとしていますが、
ベンチの席が店内にも店先にもあります。
テイクアウトもできるので、観光しながら食べ歩きも可能です。
サンドイッチや、サラダ、ポテトも主力商品。
もちろん普通の水は無料でもらえますし、
他にもコーヒー、フレッシュジュース、ビールなどもありますよ。
気軽に寄って見てくださいね、
出来上がるまでに最低でも10分くらいはかかりますのでご注意を。
今日のMAMUポイントは
93ポイント
パニーニの破壊力、パンの変貌具合にびっくりです。トマトとチーズ、オリーブオイルが焼けて一緒になった時の美味しさは半端じゃないです。気軽に食べ歩きができるっていうのもいいですね。タメルを歩きながらパニールなんて、なんてオシャンティな観光なんでしょうか。でもアッツアツなので気をつけて。
アクセス
地図にも載っていませんが、小道を入ってこのポイントの手前に店があります。
おしゃれなお店が右手に現れます。