- 街角のお仕事中の仕立屋さんのお店に、図々しくも上がって、間近でプロの技を見せてもらって、ただただ感心するって話。
ネパールの街を歩いてると、裁縫屋さん?みたいな小さなお店を見かけます。店頭でミシンで何かを作ってます。図々しくも、お仕事中のおじちゃんとお話ししました。「日本人で、ネパールでネパール語を勉強してます。お仕事見ていいですか?」ってな感じで話しかけると、快く受け入れてくれました。早速おじちゃんの隣に座って、お仕事拝見させてもらいました。
小学校の時以来ミシンなんて見てなかったので、久しぶりで懐かしい気がします。ミシンも、古そうですが、しっかりとしたミシンでした。店内に「修理」的な表示があるんで、服の修理をしているのかなと予測しました。が、今回おじちゃんは布切れをつなぎ合わしていました。どうやら服を作っているようでした。おじちゃんは「Tシャツ作るんだよ」って言ってました。
見ていて思ったのは、かなりミシンのスピードが早いということです。ビューーーンと縫っていきます。ミシンは足踏み式で、手際よく作業は進んでいきます。足元にあるのはただの小さい布切れの山です。この布をつなぎ合わせて作るところから始まります。
だんだん服の形が見えてきました。初めの方は、これ本当にTシャツなのかな、とか、Tシャツのどの部分を縫っているのかわかりませんでした。途中から、全体像が見えてきて、あーーココを縫っているのかとわかるようになりました。全部縫い終わるまでおよそ10分弱。布切れから服作るのにこんなに早いんだとびっくりしました。おじちゃんは休む間も無く、次の服作りに突入したのでおいとましました。どの分野でもそうですが、やっぱり職人ってすごいなーと思いました。おっちゃんかっこよかったです。俺が思ってたTシャツではないけどね。
店内は民族柄の布製品が置いてありましたね。修理の他にも、自分で作ってそれを販売してるみたいですね。
おっちゃんの美人な奥さん。修理は150円くらいでやってるよーと教えてくれました。若干サイズ感の違うシャツとかを作り直してもらうのもアリかなーと思いました。それと、夫婦で小さなお店をきりもりしてるって、どこかドラマっぽくていいなと思いました。